ハイテク部品 2009 10 18

書名 自衛隊はどこまで強いのか
著者 田母神 俊雄  潮 匡人  講談社プラスα新書

 この本には、日本のハイテク部品の記述があります。
(以下、引用)
米軍の最新鋭戦闘機F-22ラプターのステルス性能を支えているのは、
実は、地方に本拠を構える日本の某優良企業です。
(中略)
ステルス性能を確保するために、
チラノ繊維が活用されている事実が判明したのです。
チラノ繊維は、日本企業が独自開発に成功した高い技術です。
もちろん、戦闘機にかぎらず、様々な場面で応用されています。
(以上、引用)
 現代の兵器は、ハイテク兵器と言えるでしょう。
当然、ハイテク兵器は、ハイテク部品で作られています。
そのハイテク部品を作っている企業と言えば、日本企業を連想するでしょう。
 私は、武器輸出三原則を見直した方がよいと考えています。
このような原則は、現代においては、古色蒼然としたものになっています。
 現在、兵器の開発には、巨額の資金や様々な技術が必要とされる関係で、
国際的な共同開発が不可欠なものとなっていくでしょう。
また、財政面からも、国際的な共同開発によって、
あるいは量産することによって、最新兵器を安く調達する必要性があります。
兵器の開発と生産も、国際分業の時代になったと言えるでしょう。
 次に、私は、非核三原則の最後の「持ち込ませず」は、
無意味なものだと思っていました。
 昔、映画で、こんなシーンを見たことがあります。
ボスの部屋に入る時は、携行している武器を外して、
部屋の前に、それを置く所があるのです。
 日本に入港する艦船や飛来する航空機に関して、
核兵器を外して保管する場所を作ったでしょうか。
 そもそも、このようなことをすること自体、
無意味なものだったでしょうし、冷戦下においては、あり得ないでしょう。
















































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